2014年08月26日
入学準備金。約束はどうなった?その⑤ 子育て支援の充実を!
たろう、
「アナと雪の女王」のオラフの大ファン。
ひと月ほど前、そのオラフに手紙を送ろうと言い出し、手紙をペットボトルに入れ思勝港から海へ投げ込んだようだ。

3日目前、たいし から電話が、
「津名久の三角浜で泳いでいたら手紙が入ったペットボトルを拾い、その手紙にこうたろうと書いてあった。後で届けるね」と。

たいし、ありがとうね!
約1ヶ月間、思勝湾を漂っていたんだろう。
「アナ雪」はデンマークの童話らしいので次は手紙を流す場所をよーく考えらんば。
約束はどうなった?その⑤
公約の1つ、「子育て支援の充実」について。
教育支援策の充実による大和村の魅力づくりとして、子どもやその保護者が授業料などの心配をすることなく進学できるように奨学資金制度の拡充を平成25年度3月議会の一般質問で要望した。
「子ども達がそれぞれの夢を実現させることは村の発展にもつながっていく。そのためには充実した教育支援策で子ども達を支えていかなければならない。村独自の充実した教育支援作は定住を促す魅力ともなる。最近でも奨学金の相談を2件受けたが、いずれも入学金・授業料などを準備できないということだった。安心して進学できるように奨学資金制度を拡充するべきだ?」と質問。
泉有智・教育長(当時)、
「村の現在の奨学金制度は高校生に1万円/月、高等専門学校生1万5000円/月、短期大学生2万円/月、大学生3万円/月となっている。奨学金の貸付を拡充すると返済時に大きな負担となるので十分慎重な議論・検討が必要」と。
現実に消費者金融からまで借りようとしている保護者がいるのに、この答弁にはかなり温度差を感じた。
なので、ちょっと興奮して、
「実際に授業料・入学金の工面をできない家庭がある!村の奨学資金制度は平成4年から実施されており、これまでの実績で7名のみ。この制度を知らない村民もいる。中学や高校の生徒がいる家庭にこの制度の周知徹底を図るべき!」と再び質問。
福山茂・教育委員会事務局長、
「周知が徹底されていないと思う。利用者が少ないのもそれが一因。今後、周知については十分検討して進めて行きたい」と。
またまた、
「奨学資金制度の財源である大和村振興基金は当初3000万円から始まり、現在は2億4000万円になっているが、この基金を活用し奨学資金制度の拡充をしては?」と質問。
伊集院幼・村長、
「授業料・入学金は大きな負担。村民が安心して村に住んでいただくためにも、困ったときに、この奨学金を活用してもらうのが、この制度の目的。奨学金の拡充を含め、振興基金の活用の仕方を早急に検討させていただきたい」と答弁。
最後に
「奨学資金制度の中で入学準備金を設けている自治体も全国にはある。入学時に合わせ、この準備金の制度を設けてもらいたい!」と質問。
げん兄・村長、
「現在の奨学資金制度を全体的に見直す中で検討していきたい」ということでしたが、
来年、27年度からこれまでの毎月の支給に加えて、入学準備金として上限50万円が無利子で貸付されるようになりました。
子ども達は村の宝。
それぞれの大きな可能性を開花させ、それぞれの夢を実現させたい!